UVマップを使ったモデルで3Dプリント
2019年04月29日
以前、赤ちゃんモチーフの3Dモデルを作ってDMMの3Dプリントに出してみました。今回はUVマッピングという機能に挑戦したのでその話も折り込んで簡潔にまとめたいと思います。
やったこと
- モデリング
- UVマッピング
- 3Dプリント注文
モデリング
キツネの3Dモデリングをしたときと同様、三面図のスケッチをトレースするところから始めました。頂点1つ1つを動かしながらボコボコ面をならしていく作業が大変でした。操作する頂点の周辺も引き伸ばしてくれるプロポーショナル編集という機能を早くに覚えておけばもう少し楽になったかもしれません。
モデリングする上でこだわったポイントは、頬と口まわりのフォルムです。リアルな赤ちゃんの顔を上から見下ろすと分かると思うのですが、両頬と上唇が膨らんでいて、3つの山が並んでいるように見えるんです。個人的に赤ちゃんのこのラインがたまらなくカワイイと思っているのでそこに神経を使いました。
他に気にした点としては、3Dプリントを前提としたモデリングなので、ちゃんと自立するか、というところです。
頭の大きいキャラクターなので、重力がリスクになります。なので、赤ちゃんを「おすわりポーズ」にして、おしり・手のひら・かかとの3点で重さを分散するようにしました。ピラミッド上の形にしておけば確実に自立すると考えたので。
UVマッピング
UVマッピングというのは、ざっくり言うと展開図にした立体に色付けしてテクスチャを表現する機能です。
初めて作ったUVマップがこんな感じ。要素がほとんどなくて大したことないのですが、実はこれを作るのに非常に時間がかかりました。。複雑なモデルだとUVマップもわけがわからない形になるので、かなり慣れが必要そうです。
UVマップがしっかり反映されていて、自立もちゃんとします。ただ、素材のせいもあってか色がぼやけていますね。。
まとめ
DMMの制作費は送料込み9,369円でした。キツネのときと比べると体積が大きいためかすごく高い…!もはやお家に3Dプリンターが欲しいレベルです。息子が大きくなったときに一緒に車や電車を作ったりできそうですし、将来検討してみようかな。